わかりやすい記事を書くにはどうしたらいいのかなぁ…
「わかりやすい記事を書いてください」と言われても、どのようにわかりやすく書けばいいのか困ってしまいますよね
「そもそもわかりやすい記事を書くにはどんなことに気をつければいいの??」と疑問に感じるでしょう
文章の書き方は学校で習っても、わかりやすい文章の書き方ってなかなか学ぶ機会って少ないですよね
わかりやすい記事が書ければ、あなたの記事は読まれます
そこで今回は、わかりやすい記事を書くために特別に18のポイントを紹介!
わかりやすい具体例を使って解説もしているのでぜひ参考にしてくださいね
それでは具体的にみていきましょう
実績:クラウドワークスでこれまで150記事以上書いてきた経験あり
ポイント1:主語・述語は近く!
主語と述語が近いほど、わかりやすい文章になります
一方で主語と述語が遠ければ、わかりにくい文章になります
“記事を読む=情報を早く知りたい“という心理が働くので、「何が」「どうした?」が直感的にわかる文章が好まれます
つまり、主語・述語が近ければ、読み手の負担も少なくすみます
“読み手の負担が少ない“=わかりやすい記事を書くコツなので、意識してみましょう
具体例をみてもらった方が早いので、下記をみてみましょう
具体例
どちらの文章がわかりやすかったでしょうか
おそらくBですよね
Bは、Aに比べて主語・述語が近くなりました
主語・述語を近づけるだけでここまでわかりやすい文章になります
「こんなの知ってるよ!」と多くのかたが頭では理解できるでしょう
しかし、実践できていないのが現状です
こんな感じで残りの17のポイントもみていきます
ポイント2:修飾関係をはっきりと!
修飾関係がはっきりしていると、書き手の意図している意味が伝わりやすいです
一方で修飾関係がはっきりしていないと、読み手に違った解釈を与えてしまう場合があります
具体的にわかりやすい文章を書くためには、読み手の負担が少ないことが重要でした
修飾関係をはっきりさせ、ごちゃごちゃした文章にならないよう気をつけましょう
具体例
宣言通りカモメのススメは毎日コツコツとブログを書き、トップブロガーになった
上記の例では、修飾語である”宣言通り“がコツコツブログを書いてきたことなのか、トップブロガーになったことにかかっているのかはっきりしません
修飾関係をはっきりさせるためには、主語・述語関係のように、修飾語・修飾される言葉をなるべく近くに置くことがベストです
そのため、わかりやすい文章にするためには、以下のようにすべきでしょう
読み手を置いてけぼりにしていないか常に確認するクセをつけることで、わかりやすい文章に生まれ変わります
ポイント3:「これ」「それ」はなるべく使うな!
「これ」「それ」は便利な言葉ですが、使いすぎると指示語が何を指しているのかわからなくなるリスクが高いです
つまり、読み手にとって、わかりにくい文章になります
わかりやすい記事を書くコツは、読み手の負担が少ないことなので、「これ」「それ」ばかりにならないよう注意しましょう
もし使う場合は、直前の内容をさす時だけにするべきですね
具体例
カモメのススメでは主にスノーボード・ライティングについて発信しています
プログラミングについても今後発信するつもりです
これは、自分の実体験だからこそ伝えられることがあると思ったからです
それによって、みなさんが少しでもそれらに興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
指示語が何を指しているのか非常にわかりにくく、読むのに苦労する文章ですね
読む人もすぐにギブアップしてしまうでしょう
カモメのススメでは、スノーボード・ライティングについて発信していきます
プログラミングについても今後発信する予定です
なぜなら、自分の実体験だからこそ伝えられることがあると思ったからです
ブログを通して、みなさんが少しでもスノーボードやライティング、プログラミングに興味を持ってもらえたら嬉しいです
重要なことは、わかりやすい記事を書くために読み手の負担を低くするです
そのためには指示語で混乱させないようにしましょう
ポイント4:一文は短く!
カモメのススメ本人も最も気をつけていることが、一文を短くすることです
一文が短ければ、情報をしぼって伝えられます
つまり、読み手に負担が少ないことにつながり、わかりやすい記事を書くポイントになりますよ
具体例
カモメのススメは2020年6月に開設したブログで、2020年内までに50記事を目指してブログを更新していますが、ブログだけではなくプログラミングも勉強中なので、エンジニアを目指しながらブログでも結果を出せるようにベスト尽くしていきます
一文が長すぎて、主語がいくつも登場する、情報量が多いと言った問題があります
上記の文章を一文に区切るだけでわかりやすい文章へ変わります
カモメのススメは2020年6月に開設したブログです
2020年内までに50記事書くことを目指してブログを更新しています
また、ブログだけではなくプログラミングも勉強中です
そのため、エンジニアを目指しながらブログでも結果が出せるようにベスト尽くします
日本語は「てにをは」をつなげればいくらでも文章が書けます
「てにをは」によって、いつの間にか一文が長くなってしまうことが多いので、まずは”一文を短くしよう!“と意識しましょう
ポイント5:まわりくどいのはやめて!
まわりくどい文章は、何を伝えたいのかわからず、わかりにくい記事になります
まわりくどい表現は、読み手をイライラさせます
イライラする文章をわざわざ読みたくはないですよね
まわりくどい文章を避けるには、
それでは具体例をみていきましょう
具体例
カモメのススメは、わかりやすい記事を伝えるためにカモメのススメがこれまで書いてきた記事を見直すということを行ってきました
カモメのススメの記事を読んで、カモメのススメによって「私も何か行動してみよう」と思う人がたくさんいれば、カモメのススメはとても嬉しいということになるからです
上記の文章の問題点は、
これを改善するためには、以下の方法を取ることがいいでしょう
それでは、まわりくどい文章を修正しましょう
わかりやすい記事を伝えるために、カモメのススメは、これまでに書いてきた記事を見直しました
カモメのススメの記事を読んで、「私も何か行動してみよう」と思う人がたくさんいれば、とても嬉しいです
「〜ということになります」は、ついついありがちなまわりくどい表現です
第三者が読んだときに、まわりくどいと思われないかチェックしましょう
ポイント6:二重否定ではなく、「肯定」か「否定」か!
「〜しないわけでもない」「〜できないわけでもない」が二重否定になりますが、「いやどっちだよ!」とついついツッコミたくなる表現です
二重否定は、多くの場合あいまいな表現をするときによく使われます
日本人ってあいまいな表現をすること好きですもんね
会話表現ならいいですが、わかりやすい記事を書きたいならオススメはできません
文章が長くなってしまう+わかりにくい表現になってしまうので、「〜できる」「〜だろう」の肯定表現に置き換えましょう
具体例
カモメのススメは、本当のことを言っていないわけではない
二重否定表現はわかりやすい記事を書く上で避けるべきなので、以下のように修正する必要があります
カモメのススメは、本当のことを言っている
今回は、一文も短いので意味を理解するのに時間はかからなかったでしょう
しかし、一文が長くなると途端にわかりにくくなります
そのため、自分でもあえてわかりにくい文章を作ってみることをオススメします
「あ〜これじゃあわかりにくいな」と体感できるでしょう
ポイント7:「の」は2回まで!
「の」が3回以上続くと、文章としてレベルの低い印象を与えてしまいます
また、主語・述語・修飾語関係も遠くなってしまうので、わかりにくい文章になってしまうでしょう
「の」は2回までとし、「の」が3回以上続きそうなら文章を区切るか、「の」以外の言葉に置き換えましょう
具体例
「カモメのススメ」のオススメのブログのテーマの種類は、cocoonである
「の」が4回連続で登場し、わかりにくい・読みにくい文章になっています
以下のように、「の」が連続しないよう、「の」以外の言葉を入れて文章を修正しました
「カモメのススメ」のオススメであるブログのテーマの種類は、cocoonである
「の」以外の言葉を効果的に使うことで、読みにくい文章を改善できました
以下に「の」以外で代用可能な表現をリストアップしたので、「の」が2回以上続いてしまう場合は活用してみてくださいね
「の」を入れ替えて、わかりやすいすっきりとした記事を書きましょう
ポイント8:難しい漢字やカタカナは使わない!
難しい漢字やカタカナが多い文章だと、わかりにくい文章になってしまいます
なぜなら、難しい漢字の場合は「なんて読むんだ?」となり、カタカナの場合は「ちょっと文章がカタイな」という印象を与えてしまうからです
極端な例かもしれませんが、あなたがもし中国語がさっぱりわからない状況で、「今から中国語で書かれた文章を読んでください」と言われたらどう感じますか?
きっと「こんな文章読めるわけない!」と思って、すぐに読むことをやめますよね
読み手の負担を少なくするためにも、難しい漢字やカタカナはなるべく使わないと覚えておきましょう
難しい漢字の例
わかりやすい記事を書くなら、読み手ファーストの記事を書くべきです
難しい漢字だけでなく、専門的な表現などもわかりやすい言葉に置き換えるようにしましょう
ポイント9:「である」「です・ます」調は統一!
語尾が統一されていないと、文章のリズムが崩れ、読み手に違和感を与えてしまいます
カモメのススメでは「です・ます」調で書いており、語尾は統一するよう心がけています
具体例
カモメのススメは、毎日寝る前にスマホを見てしまいます
寝る前のスマホは、睡眠に悪影響を及ぼすことがわかっています
なぜなら、寝る前にスマホを見ることによって、ブルーライトが体内時計に悪影響を与えるからだ
最後の一文だけ文末が「だ」で終わっており、不自然ですよね
文章のリズムが崩れてしまうので、上記の例文は、全て「です・ます」調にしましょう
カモメのススメは、毎日寝る前にスマホを見てしまいます
寝る前のスマホは、睡眠に悪影響を及ぼすことがわかっています
なぜなら、寝る前にスマホを見ることによって、ブルーライトが体内時計に悪影響を与えるからです
わかりやすい記事を書くためには、細かい部分にも配慮する必要があります
ポイント10:語尾のパターンは単調にならないように!
わかりやすい記事には、読み手を退屈にさせないことも必要です
そのためには、語尾が単調にならないように注意する必要があります
例えば、語尾に「〜できます」が連続で続くと、「なんか変化がなくてつまらないな」と読み手に与えてしまうでしょう
記事のレベルが高いのに、”語尾のパターンが単調だったから記事が読まれない“は、もったいないですよね
今すぐ書いた記事を読み直し、単調なリズムになっていないか確認しましょう
具体例
カモメのススメは、新卒10ヶ月で会社を辞め、プログラミングを勉強しました
独学で学習するよりも、プログラミングスクールに通うことにしました
プログラミングの学習は、うまくいかない時もありました
しかし、着々と勉強できていることが嬉しく、エラーの解決もできるようになりました
上記の文章は、語尾が全て「〜ました」になっているので、読んでいて退屈です
読み手を退屈にさせないためには以下の文章のように語尾を変更する必要があります
カモメのススメは、新卒10ヶ月で会社を辞め、プログラミングを勉強しました
独学で学習するよりも、プログラミングスクールに通ったのです
プログラミングの学習は、うまくいかない時も…
しかし、着々と勉強できていることが嬉しく、エラーの解決もできるようになったんですよね
語尾のパターンが増えれば、記事を書く幅も広がります
ポイント11:「結論」→「理由」の順で!
結論から先に述べることで、”この記事は私の悩みを解決してくれるのか“を読み手は判断できます
しかし、「最初に結論を述べてしまったら、記事を読んでくれないんじゃないの?」と思いますよね
心配はありません
「この人はこれから〇〇について話すんだ!なぜそんな〇〇な結論になるのか理由を知りたい」となり、結果的にユーザーに寄り添ったわかりやすい記事になるからです
具体例
質問:「クラウドワークスのライティングでいくら稼いだの?」
クラウドワークスのライティングでこれまでの✖️✖️のようなことをしてきました
□□を実践し、結果的に10万円稼ぎました
上記の文章では、結論まで長いし、「何を伝えたいのかはっきりしない記事だな」と思われてしまいます
結論から先に述べて、読み手に伝えたいことをはっきりさせましょう
そこで、以下のように文章を修正しました
クラウドワークスのライティングで10万円稼ぎました
なぜ10万円稼げたのか、その理由は✖️✖️です
また、10万円稼ぐために以下のようなことを実践しました
・△△
・□□
結論→理由で記事を構成し、読み手がさらに気になるだろう情報を追記しています
結論から述べることはビジネスでも必須スキルなので、もしあなたが会社員であれば耳にタコができるくらい言われているでしょう
結論から先に述べる手法は、PREP法と言われています
下記のダイヤモンドオンラインの記事も参考になるでしょう
https://diamond.jp/articles/-/66933?page=4
ポイント12:要点は箇条書き!
要点が箇条書きになっていると、「情報がまとまっていて、わかりやすい!」と読み手が思います
伝えたい情報が簡潔になるので、わかりやすい記事を書くうえで非常に強力なテクニックです
具体例
カモメのススメでは、主にスノーボードやライティングについて発信しています
今後はプログラミングについても発信する予定です
上記の文章は、箇条書きを使っていないので、一文が長くなっています
箇条書きを使うことで、一文も短くなり、内容もまとまります
カモメのススメが主に発信しているのは以下です
・スノーボード
・ライティング
これから発信する予定の内容
・プログラミング
箇条書きについてさらに詳しく実践したい場合は、下記の記事が参考になります
ポイント13:数字を使って説得力を!
数字には、物事を正確に状況を伝える効果や信頼性を与えることができます
もし、健康サプリをあなたが飲むとします
「このサプリは、あなたの健康をたくさん向上させます」よりも
「このサプリはあなたの健康を30%上昇させます」の方が情報に信頼性があり、説得力がありますよね
数字を効果的に使い、わかりやすい記事を目指しましょう
具体例
カモメのススメは、これまでにたくさんの記事を書いてきた
これでは、どのくらいたくさん記事を書いてきたのかわかりませんよね
人によっては、”たくさん“が10記事の場合もあれば、50記事、1000記事の場合もあります
誰でも同じように解釈してもらうためには、以下のように”たくさん”を数字に置き換える必要があります
カモメのススメは、これまでに150記事書いてきた
数字で根拠を示すことは、説得力を増すことにつながります
ビジネススキルでも必須のスキルなので、あいまいな表現は数字にしましょう
ポイント14:事実と「〜だろう」はしっかり区別!
事実と「〜だろう」の推測を区別することで、的確な情報を伝えることができます
的確な情報を伝えるメリットは、読み手が誤って解釈することを防ぐことです
読み手が誤って解釈することを防ぐ=誰でも同じ解釈ができる=わかりやすい記事なので、事実と推測ははっきりと区別するべきですね
具体例
上記の文章では、事実と推測が区別されておらず、被害がどこにあったのか、不満は誰が感じたのか明示されていません
以下のように文章を改善する必要があるでしょう
事実は事実、推測は推測で区別して記事は書きましょう
ポイント15:疑問を投げかけろ!
一つ質問です。「わかりやすい記事を書くことって重要ですか?」
「当たり前だろ!だからこの記事を読んでいるんだろうが!」と思わず聞こえてきそうですが、疑問を投げかけることで、読み手に考える機会を与えます
考えた結果、疑問に対する答えを解決したくなりますよね
結局人って、「説得されたい」のではなく「納得したい」のです
疑問を投げかけることにより、一方的に情報を押し付けるのを防げます
ポイント16:「〜ですよね」の共感文!
共感を呼ぶことで、読み手が自分ごとのように感じるため、「この記事は、自分の悩みと関係があるから読んだ方がいいかな」となります
ビジネスでも、顧客からYESをとって課題を深掘りしていく手段でよく使われますね
実はカモメのススメでも、共感文を文章におりまぜる意識をしているんですよね
冒頭部分には必ず共感文がありますし、この記事にもいくつか共感文を入れています
具体例
・美味しそうな食べ物を前にすると、幸せな気分になりますよね
・わかりにくい記事を読むよりは、わかりやすい記事を読みたいですよね
共感文を活用すると、記事の表現のバリエーションが増えるのでおすすめです
単調な文章になるのを防ぐと同時に、読み手の興味も引き上げます
ポイント17:5W3Hをおさえろ!
よく社会で耳にするのは、5W1Hですが、わかりやすい記事を書くためにはそれだけでは不十分です
5W3Hで記事を書くと、具体的にわかりやすい記事になるでしょう
メリットとしては、内容が濃い記事を作れることです
読み手としても、情報が具体的で納得しやすいんですよね
外部ページになりますが、以下の記事も参考になるので読んでみてくださいね
https://next.rikunabi.com/journal/20160412_1/
ポイント18:最後は声に出して確認!
長い文章になればなるほど、「わかりやすい記事がかけた!」としても誤字・脱字はつきものです
せっかくいい内容で記事は書けているのに、誤字・脱字によって「この文章は読みたくないな」と思われたくないですよね
誤字・脱字やまわりくどい表現を見つけるためにも、最後は声に出して文章に違和感がないかチェックしてみましょう
思わぬ発見があるかもしれないですよ
記事を作成するにあたり参考にした本
この記事を作成するにあたり、以下の2つの本を参考にしました
「誰でも論理的に書ける」ロジカル・ライティング
この本からいくつかテーマを取り上げ、考え方を参考にしました
今回私が書いた内容の一部も学ぶことはできますが、この本の特徴は実践的であることです
報告書や企画書、メール文の例文を使い、書き込み式で文章のルールを学べます
わかりやすい記事を書くときにいつも参考にさせていただいている本です
こちらも同様におすすめです
沈黙のwebライティング-webマーケッター ボーンの激闘-
漫画形式でライティングの基礎を教えてくれます
ライティング初心者の主人公と一緒にライティングの基礎が学べる本です
※ただし、SEO(検索で上位をとる書き方)について解説していることがメインです
コメント